2024.05.31
今年度最後の実行委員会が開催され、実施済み事業の反省と次年度に向けた話し合いが行われました。
2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」になり、コロナ前の研修会に戻って行くと期待しておりましたが、そうはなりませんでした。宿泊を伴う研修に対する危機感が拭えない中で、聞法・語らいの場を作ろうと努力した研修部会の1年となりました。
会議の中で話題となっていたのが、参加人数でした。今年度実施の研修会のほとんどが参加定員を満たしませんでした。その原因に他の研修会と重なった事や声かけの不十分などが挙げられましたが、注目すべきは「宿泊研修に対するハードルの高さ」でした。宿泊研修が中止された期間が長く、再開しても1泊2日がやっとでした。そこから2泊や3泊の研修が増えてきましたが、参加できない方の声として、3泊4日もお寺を空けられないという意見があったと伺いました。しかし、実際に参加された方の中には研修会に参加して良かったと言う意見もお聞きしました。
不易流行という言葉があります。変わり続ける研修会の形の中に変わらない本質を見つけ、変わるべきものを変え、残すべきものを残し、場の創造に努める2024年度にしていきたいと思います。
(報告者:泉 敬之)