2025.02.25
2025年2月10日(月)14時00分より第9期教化本部2024年度第1回本部総会が教務所にてウェブで開催されました。
今年度初めての各部会(班)長を含めた会議で、各部会より「総会で共有しておきたい事柄」・「実施済み事業における特記事項」・「今後の事業における特記事項」・「部会(班)の課題」について報告を行いました。
藻岩山の青少年研修センターの老朽化や消防法による研修会参加者人数の制限など、近年様々な課題が惹起する中、全道小中学生同朋大会など多くの参加者を奨励してきた研修事業の見直しが余儀なくなり、新たな開催方法の模索や根本的な見直しがなされています。
また本総会では、6月に厳修される教区慶讃法要の進捗状況や寺院活性化支援室の現況、そして、昨年元日に起きた能登半島地震に対する本山・教区からの支援状況について説明がなされました。
教化本部9期26年目下半期を迎え、新型コロナウイルス感染症や教区の行財政改革など多くの課題を抱える現況にあって、一つひとつの教化事業の内容を担保しつつもその現況対応していかなければなりません。ただ従来通り事業展開をして行くのではなく、今後を見据えた事業企画の必要性を感じています。
北海道教区でも、有教師や新規得度受式者の人数が著しい減少傾向にあり、物価高騰などによるこれからの寺院運営を考えたとき、今後に向け今何が出来るのか、真摯に向き合わなければなりません。
(報告者:宮本 尊文)