2025.03.12
2025年3月3日(月)~4日(火)の一泊二日の日程で、同朋教化を考える懇談会が開催されました。
各地区、組、別院より、教化担当者として計26名の方にご参加いただきました。
今回の懇談会は、まず教区教化理念を確認の上、北海道教区の教化事業について変遷と現状把握を踏まえた課題の共有をしました。
続けて、ワークショップでの共同作業を通して教化活動の現場から教化体制を考えるという試みをいたしました。
これら教区教化理念と課題について確認して教化体制を考えることと、教化活動の現場から教化体制を考えることは、いわゆるトップダウンとボトムアップという視点の異なりがあります。
面白い試みだった、という意見もある一方で、間に一度座談を挟んで意見交換をしないと、聞きたいことを聞く機会が失われてしまう、という意見もありました。
また、全体での協議会では、教区より提示されている教化事業に対する取捨選択や、助成についての情報交換がなされました。
前述したような、教区より提示される教化事業についての考え方に加え、現場で何を大切にしているか、何が可能で、何が不可能かを参加者の方が意見を交わすことで、教化体制に関わる情報・ノウハウ・意欲が還元される機会であったことと思います。
各教化担当者へ刺激のある懇談会が、引き続き実施していければと思います。
(報告者:寺本 惇一)