2025.03.12
2025年2月25日に公開学習会「是旃陀羅」差別問題が開催されました。
2024年に是旃陀羅問題学習テキスト『御同朋を生きる』が発行され、『観経』序分における「是旃陀羅」の語の新たな解釈と現代語訳が示されました。そこで、親鸞聖人が『大経』を通して、『観経』序分をどういただかれたのかということを学びたいということで九州大谷短期大学准教授である、青木玲先生にご出講をお願いしました。
今回も、北海道教務所並びにウェブ併用での開催とし、合計81名の参加をいただきました。
青木先生は『大経』の視座を通して『観経』序分について、親鸞聖人や善導大師等の言葉をもとに講義をしていただきました。
先生は親鸞聖人の『大経』の視座について「教えを聞くということ。それは身が動くということである。親鸞聖人は念仏して生きていった、それが教えを聞かれた証である」とおっしゃっていました。教えを聞く姿勢を改めて考えさせられた言葉でした。
また、教化本部広報が先生から許可をいただき、今回の講義内容を後日親鸞Webにて配信することとなりました。改めて青木先生並びに参加者の皆様にお礼を申しあげます。
(報告者:今岡 宏照)