2025.04.08
2025年4月1日(火)14時より、北海道教務所にて原発問題班の2024年度第5回実行委員会が開かれました。
今回の会議では、
以上の三点について話し合われました。
次年度事業計画については、次年度が最終年度になるため、班員達がそれぞれの問いや学びをどのような形で発信していくかということを念頭に置きながら話し合いが行われました。
今年度総括では、班員一人一人から所感が述べられ、これまでの二年間の学びを通して抱いた課題を再確認しました。各々の班員で語る言葉の内容は異なってはおりましたが、原子力発電に対する自らの姿勢に変化があったこと、また、現地の人々との交流も含めて、出遇いを大切にしていきたいという共通認識がありました。
今回の実行委員会は、原発問題を私自身の在り方の問題として改めて問い直す機会となりました。電力による恩恵を自らが享受する代償として、別の誰かに犠牲を強いている。しかも、相手が見えない場所にいるため、他人を犠牲にしている罪悪感すら全く生まれない。そんな、無意識の加害者として、漫然と日々を生きている私の在り方が問われた一年であったと感じます。
これから最終年度へと移行しますが、これまでの私の二年間の学びが単なる自己反省に留まることの無いよう、皆と課題を共有できるような教化活動に繋げていきたいと思います。
(報告者:黒澤 康聡)