2025.06.03
2025年5月26日(月)14時から17時まで北海道教務所にて第五回実行委員会が開催されました。
協議内容といたしましては、まず2024年度教化事業活動報告と2025年度教化事業活動計画および予算について話し合いました。
その後、差別問題研究部会と合流し合同で実行委員会を進め、来年度の実行委員会および現地学習会の開催地と日程、さらに部会内学習会の講師について検討を行いました。その場で日程を確定することはできませんでしたが、早々に決めていきたいと考えています。
また、来年度の最後にはリーフレットの完成を予定しています。それに向けて、部会内学習会をできるだけ早い時期に開催し、学びを深める機会としたいと考えています。講師の選定も速やかに進め、実りある学習会となるよう準備を進めてまいります。
最後に両実行委員会の部会長がこの二年間の部会の学びを発表いたしました。差別問題研究部会による「名を奪うとは何か-存在を奪うことである。北海道開拓とは国家政策として、土地の名を、そこに住む人の名を奪い続けた政策である」という発表と、靖国問題研究部会による「本当に安んずることのできる国とはなんなのか。英霊になって居場所と安心を得るのか、凡夫になって安心を得るのか」という発表から、私は「序列や差別によって、存在と居場所が奪われる」という共通の問題があるのではないかと感じました。
途中、寺澤本部長も実行委員会に参加し、佐々木幹事と共にこの二年間の学びについての労いの言葉をいただき、実行委員会は閉会いたしました。
(報告者:宝喜智明)