2025.06.10
2025年5月14日に、第五回実行委員会が行われました。今年度最後の実行委員会ということもあり、死刑制度問題班に関わるメンバー全員から、この2年間を通しての所感を発表してもらいました。
ある人は班で輪読した学びについて触れ、死刑制度問題に関わる私自身の問題について学んだことを発表してくれました。またある人は死刑制度というものに、この班に関わるまではほとんど関心はなかったが、今ではニュースで死刑と言う言葉を聞く度に、気になって見るようになったと、自身の変化を教えてくれました。全体に共通する言葉としては、「賛成や反対の単なる社会運動になってはいけない」や「ともに・同じ」といった自身にとって課題となるような言葉が多く、死刑制度問題から人間の問題を考えさせられている内容が多かったように感じました。部会長も「社会問題を学ぶのではなく、社会問題に「自身」を学ぶ」と語られていますが、私たち班にとっても、やはり大切な軸となる言葉だと思います。しかしそう言いながらも、何かあればすぐにその大切な軸がぶれてしまう私たちだからこそ、何度でも丁寧に確かめ続けなくてはいけないと痛感しています。
最終年度に向けて、新たな事業計画について大まかな流れを、確かめることができたように思います。班長として3年目に入り、慣れてきた部分も増えてはいますが、なかなか頼りなく班員を不安にさせる場面の方が多い気がします。頼りないそんな私を、班員が支えてくれていることが有り難いです。そんな死刑制度問題班ですが、班一丸となって、最後まで話し合いながら学んでいきたいと思います。
(報告者:班長 館 陽晴)