2025.12.10
このたび、2025年度新任教師研修会が2025年12月3日~5日の日程で、北海道青少年研修センターを会場に開催されました。第9期研修部会としては任期中最後の新任教師研修会となりました。
この研修会は大谷派教師資格取得5年以内の方が原則として対象ですが、今年度は18名の方に申込みいただき、当日は諸事情により2名欠席で16名の参加となりました。
講師は3年間通して真宗教義は嶋地正孝先生、声明儀式作法は圓浄和之先生にご出講いただきました。
そして今年度の特別講義は「ジェンダーについて考える」のテーマのもと、企画部会の佐々木香織部会長からお話をいただき、その後は部会長含め4名の企画部会員と共に本山女性室発行の「あいあうカルタ」を行い、参加者それぞれにジェンダーについて考えたり、感じさせられる言葉を作成しました。
この時間がこの度の研修会全体に大きく影響を与え、参加者から印象的な感話も聞かれ、班別座談会でも話題となりました。
今年度の声明儀式作法は報恩講がテーマでしたが、圓浄先生は特別講義後の時間で模擬報恩講を勤めるに当たり、女性の参加者もいることから音の高さに気を配っていただき、翌日の晨朝勤行では男女が共に発声しやすい声明ということを考えて実践くださいました。
嶋地先生は講義の中で「ジェンダーや差別の問題は、人間が人間として生まれた時から抱えるエゴという存在の課題である」(趣意)とおさえられ、ご自身がそうした深い迷いの中にありながらも、道を求める中で出遇ってこられた師とのエピソードを交えつつ、大変に熱のこもった講義をしてくださいました。
3日間共に学び、生活する時間を通して、参加者・スタッフ一同、大いに仏法に触れさせていただいた良き研修会となった様に感じます。
(報告者:吉武 文法)