2026.01.13
2025年12月23日、北海道教務所において「社会問題研究部会 死刑制度問題班 第2回実行委員会」が開催された。
協議内容は大きく2点、①1月18日に開催予定の「班内学習会」について ②4月12日開催予定の「シンポジウム」についてであった。
今年度の班内学習会は、和歌山毒物カレー事件の林真須美死刑囚の「長男(本名非公開)」氏(以下、林氏)をお招きしての開催となる。
私たちは過去2年間の学びの中で、死刑制度問題にかかわる様々な情報を、インターネットやYouTube、またSNS等で探し求めるようになった。その中で、班員の関心が集まったのが林氏の出演するYouTube動画であった。彼の抱える苦悩を、動画を通して聞かせていただく中で、一度直にご本人のお話を伺いたいという気持ちが班員の心に芽生え、この度の班内学習会が実現したことである。会議では、当日の講師と班員のスケジュールを調整しつつ、日程等の確認を行なった。
そして、後半は4月12日開催予定のシンポジウムについて協議した。今回のシンポジウムでは、昨年の班内学習会でお話しいただいた、広島連続保険金殺人事件の被害者遺族であり加害者家族でもある大山寛人氏、林氏、そしてこれまで深く死刑制度問題に関わってこられた宮本尊文氏(第4組 顕浄寺)の3名にご登壇いただき、大山氏・林氏にはそれぞれのご経験の上で感じておられることを、宮本氏には死刑制度問題を通して、人間の抱える課題を本願念仏の教えに確かめていくためのお話を頂戴する。
今回の会議では、準備期間・当日、それぞれの役割分担やタイムスケジュールの確認等を行なった。
班員全員が死刑制度という問題を初めて考えるところからスタートした今期の当班。シンポジウムも初めての経験になるが、開催に向けて浮上する一つひとつの問題について、班員同士コミュニケーションを密に図りながら、聴衆の皆様はもとより我々にとっても有意義なシンポジウムとなるべく準備を進めていくことを確認した。
(報告者 小川大授)