2026.01.26
2025年12月11日、第9期差別問題研究部会の第4回実行委員会が、WEB会議にて開催されました。今回は、リーフレット作成についての協議を具体的に進め、担当の実行委員より提出されたデザインサンプルをたたき台として、配色や余白、視線の流れなどについて意見交換を行いました。各実行委員からは活発な意見が出され、議論が重ねられました。また、文章構成の協議では、アイヌ民族差別問題を象徴する重要な政策等の用語をいくつか取り上げることが提案されました。それらの用語を、和人とアイヌ民族というそれぞれ異なる立場から捉え直すことを通して、どのような課題が浮かび上がり、何が問われているのかを掘り下げていくことが確認されました。
このたびのリーフレット作成は、私自身がアイヌ民族の方々が抱える悲しみを見過ごしたまま、漠然と取り組もうとしていないだろうかとい危うさを感じております。私たちは、彼らが受けた痛みを長きにわたり看過してきた側であります。
果てして、私たちにその悲しみを語ることは許されるのでしょうか?実は、アイヌ民族の悲しみを語りながら、知らず知らずのうちに自らを守る姿勢へと傾いてしまう危うさを孕んでいるのでしょう。
自らを「よき理解者である私」と位置付けたとき、私たちはいつの間にか差別問題に傍観者となってしまうのではないでしょうか。そうした無自覚の罪業性を教えにたずねながら、引き続きリーフレットの作成を進めていきたいと考えています。
(報告者:石澤 亮介)