2026.04.29
4月6日から8日の日程で、青森県の国立ハンセン病療養所松丘保養園、宮城県の国立療養所東北新生園、仙台市立荒浜小学校跡、せんだい3.11メモリアル交流館を訪問し、現地学習会を行いました。
初日は松丘保養園を訪問しました。納骨堂にて勤行の後、たまたま園を訪問されてい療養所の盲人会の研究をされている立花明彦氏(日本点字図書館館長)からお話を伺いました。続いて、盲人会の方々のカラオケ練習会に参加して歌を通して交流をした後、北海道に縁のある入所者の方々との交流の機会をいただきました。
交流の中では、入所者の方の近況や、コロナ禍以前に地域住民と行われていた納涼祭のこと、療養所の将来構想についてお話をうかがいました。
2日目は東北新生園を訪問しました。当初、入所者と会うことはできない予定でしたが、20年に亘り新生園と交流を続けておられる水澤孝秀氏(東北教区観通寺住職)や園の職員の方々のお力添えのお陰で、急遽入所者お二人との交流が実現しました。
交流会は終始和やかな雰囲気で行われ、里帰り事業や県庁訪問のお話、将来構想についてうかがいました。その後、納骨堂にて勤行を行い、職員の案内により園内の施設見学を行いました。
3日目は、震災遺構の仙台市立荒浜小学校跡を訪問し、その後にせんだい3.11メモリアル交流館を訪れ、震災の生々しい爪痕を直に見て、被災した方の悲痛な声を聴く機会を頂きました。
その後、それそれの帰路につき2泊3日の現地学習会を終えました。
本年度はハンセン病問題班の最終年度となりますが、今回の現地学習で得た学びを今後につなげていくことが重要であると考えています。入所者の方々から直接お話をうかがい、時間をともにさせていただいた経験は、とても貴重なものでした。多くの方々とのご縁を大切にしながら、ハンセン病問題の理解をさらに深め、その歴史や現実に向き合い続けていきたいと考えています。
(報告者:門間 大樹)