2026.06.12
第9期教化本部実行委員として、最後の会議となりました。部会長挨拶では、作成中のリーフレットの構成をさらに深めるため、各実行委員へ呼びかけがなされ、最後まで活発に意見や疑問を出し合い、議論を重ねました。
そうした姿勢は、各自が北海道において真宗寺院をお預かりするうえで、当部会を通して大切なことを学ばせていただいたからにほかなりません。今、こうして聞法道場にお育ていただいている私たちの歩みの背景には、先人の開拓・開教の労苦がある一方で、同化政策を強いられてきた先住民族アイヌの痛みの歴史があり、さらにその歴史に対する私たちの無関心という、痛ましい課題が横たわっていることを知らされたからです。
それは、懇切にご教示くださった教区の先生方や、アイヌの方々との出会い、そしてその切実な声を聞かせていただくなかで、私たち自身に問われてきたことでした。アイヌの方々の語りの表現は千差万別ですが、どなたの講話にも、アイヌ民族として抱えてきた悲しみや怒りを、無かったものとして扱ってほしくないという訴えが根底にあったように思います。
最後の幹事挨拶では、相手が放つ何気ない一言の奥にある深い悲しみを聞き取っていく歩みの大切さが語られました。そのことを、実行委員同士であらためて共有いたしました。
(報告者:石澤 亮介)