青年研修部会

青年研修部会長 古卿 自然

 任期初年度となる今年度、青年研修部会では活動テーマを「丁寧に教化の場を開く」とし活動をして参りたいと思います。
 前期の青年研修部会の活動を振り返ると、コロナウイルス蔓延により、青年世代とともに教えを聞く時と場が以前のように「当たり前」に開くことができない状況を余儀なくされ、いかにして教化の場を開いていくかが大きな課題でありました。しかしその課題を通し、ただ単に教化の場を開く方法を模索し試行するのではなく、「教化とは」という教化の場の意義を一人ひとりが念仏の教えに聞き尋ねることで、教えを聞く時と場をどのような状況下であっても、そして開催形式を変更してまでも開いていくことの大切さに気づかされた期間となり、それは同時に諸先輩方が願いと熱をもってこれまで教化の場を開き続けて下さっていたことに改めて気づかされた期間であったと感じております。
 期が変わり部会員も変わったことでありますが、「生死を超える」という一切衆生における普遍的かつ根源的な課題に応える本願念仏の教えを聞く時と場が教化の場であるということを私たち部会員一人ひとりが丁寧に確かめつつ、青年世代の方々とともに南無阿弥陀仏に自己の課題を聞き尋ね、お互いに語り合える場を開き、青年研修部会の願いである「一ヶ寺一青年会」に繋がるような歩みをして参りたいと思います。
 それにともない今年度の教化事業は前期までの教化事業でもありました「R-20+の集い」・「青少年教化担当者研修会」・「青年特伝」・「青少年教化サポート活動」・「おんぽう」の五事業を、部会内で点検と精査を行い開催して参りたいと思います。
 教区内の皆様におかれましては、ご理解とご協力の程、宜しくお願い申しあげます。

青年研修部会員 
( 任期:2023年8月1日~2026年7月31日 )

部会長  
古卿 自然(第9組 光專寺)
実行委員
八島 祐也(第4組 德生寺)
伊藤 維摩(第16組 昭法寺)
桂井 智修(第17組 本照寺)
波佐谷見英(第20組 正念寺)
竹村 知見(札幌別院)