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死刑制度問題班

死刑制度問題班長 圓浄照康

当班では、過去3期に渡り殺人事件における加害者またその被害者遺族に目を向け学んできました。今般、死刑制度について議論がなされる多くの場合、加害者とは特異者で社会の一員として不適格であり、被害者遺族感情に迎合し「死刑もやむなし」と帰着しがちです。しかしそうした考えは、自身は加害者にも被害者またその遺族にはならないという立ち位置ではないでしょうか。もし私の家族が加害者となった時、「どうぞ死刑にしてください」と言えるのだろうか。真宗僧侶として問われる私たちは遇縁存在であり、縁によって加害者にも被害者にもなるということを知らされます。
宗祖は罪を犯す者を「いし・かわら・つぶて(礫)のごとくなるわれらなり」と、自らと乖離せず共なる課題として向き合われました。そのお言葉から、私たちは刑罰の在り方を論点に死刑制度問題に学ぶのではなく、罪をつくり続ける私たち人間の問題として学ばせていただきたいと思います。

死刑制度問題班員 
( 任期:2020年8月1日~2023年7月31日 )

班長圓浄照康 (第4組 圓乘寺)
実行委員秋山 智 (第5組 光臺寺)
森口 至 (第9組 眞宗寺)
斉藤友明 (第10組 敎王寺)
九谷 量 (第16組 無量寺)